皆さんこんにちは。アラスカです。4月に開催された大家塾のレポートをさせて頂きます。
今回のレポートはWさんにつくって頂きました。ありがとうございます。Wさんの主観も交えた感想を中心に、私アラスカの感想も交えながらお送りしたいと思っております。
4月の豊橋大家塾は0Yさんが初めて購入した豊川市伊奈町の築古戸建てと大家歴18年のベテラン大家OTさんが購入した豊橋市東岩田の全空アパートの見学会を開催致しました。
まず、昨年の10月に豊橋大家塾に入塾されたOYさんは、サーファーであり、アパレル業界に長く携わってきたオシャレなワイルド青年です。
また、彼は、自分の好きなことをとことん追求する性格で、物販、自動車、カフェなど様々な事業にもチャレンジしてきており、初めての築古戸建てをどのように再生するのかとても楽しみでした。
ビフォー写真
元々は、外壁は破風板が剥がれ落ち、塗装もチョーキングが起こり、残置物が多く床はベコベコ、水回りが古く汚い朽ち果てそうな雰囲気の物件でした。
再生後の物件を始めて見た瞬間「斬新、かっこいい」と思わず声がでるほど、ビフォーアフターの雰囲気が変わっていました。
外壁は黒中心でスタイリッシュな雰囲気。庭にはレンガチップ、玉石、人工芝が敷いてあります。人工芝はペット可物件としてのPRポイントとのこと。
室内に入ると、外観にマッチしたナチュラルで落ち着くデザインの部屋になっていました。室内のデザインについては、OYさんが発表の中で、「室内は癖のないものと作る、やり過ぎない」と話していたように、初めてとは思えないくらい、うまく小ぎれいにリフォームされていました。
そのように清潔感がある室内に見えるのは、「古いは仕方ないけど、汚いは許せない」と思い、自らサッシ周りの汚れを一枚一枚丁寧にやすりを使って落としたり、網戸の貼替、建具の傾きの修正、ペンキの修正、カーテンレール設置など自ら丁寧にDIYしたりした努力の賜物でしょう。
最後に、OYさんは今回の築古再生について「労力的には疲れたが、内容的には簡単だった」と話しており、やはり大物だと感心した見学会でした。
そして、最後に「物件がもっと良くなるためには」をテーマにワークショップを行い、今後の改善点をチームで意見を出し合いました。これで、早期入居決定間違いなし。
私アラスカも片付けを手伝わせて頂きましたので最初の状態をよく知っているのですが、同じ物件とは思えないほどの変わりで驚きます。窓サッシの清掃の仕方をレクチャーさせて頂きました。とても丁寧に綺麗に仕上がっており、感心してしまいました。
次は、大家歴18年のベテラン大家OTさんが購入した豊橋市東岩田の全空アパートの見学会。
外観はブラックのフェンスとマリンランプ、ステンシルがポイントのスタイリッシュでオシャレな雰囲気の築32年6戸のアパート。
リフォーム前は、何の特徴もない、チープな雰囲気の昔ながらのアパートだったので、力を入れるポイントを絞ることで、こんなに物件の雰囲気が変わるのだと感心しました。
そして、室内は、フロアタイルを使うことで高級感があり、ステージングでオシャレに見える演出がされていました。
特に、廊下にしかなかった洗濯機置き場について、押し入れに設置し、違和感も無駄もない雰囲気に作り上げたのは長年の大家経験のなせる業だといえるでしょう。
また、すでに6戸中5戸の入居が決まっているということで、築古再生のスピードはさすがとしか言いようがないです。
私アラスカは清掃とキッチン棚のリメイクシート貼りを担当させて頂いたのですが、100均で売っているものでも、OTさんのアイディアでオシャレに生まれ変わります。柄や取手部分も部屋のカラーに合わせて統一感が出ていました。ステージングも勉強になりました。
そして、何よりも勉強になったのが、発表の中で話のあった大家歴18年のこれまでの不動産賃貸業の沿革とそのステージごとの考え方と行動の仕方についてです。
特に、金融マン出身の彼ならではのアドバイスとして、「積極的な納税と金融機関の債務者格付けを上げていくこと」、「金融マンの稟議書を書きやすいように資料を綿密に準備すること」、「債務償還年数、利益償還を意識すること」、「金融機関の得意分野を見極め、物件を持ち込むこと」など、金融機関と良好な関係を構築し、融資を受け続けられるためのポイントはFIREを目指すメンバーの心には強く響いたはず。
そして、OYさんが発表の中で、「頭で考えるのではなく、まずはやってみる」、「苦労を楽しむ」、「現状は衰退」といっていたように、不動産賃貸業で成功するためには、積極的に行動し続けることが大事だと改めて気づかされた見学会でした。
次回の豊橋大家塾はFIRE本を出版したHさんとFIREを決断したOさんのFIRE講座を5月29日(日)に予定しております。
今回参加された皆さまありがとうございました。OYさん、OTさんお疲れ様でした。
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